暑中見舞いを書くとき、「ちょっと気の利いた一言が欲しいな」と思ったことはありませんか?
そこで、一般的なものから少し珍しいけど素敵な文例やテンプレートを「暑中見舞いで使える季節の挨拶例!シーン別に文例を紹介」と題してご用意しました。
親しい方への暑中見舞いの挨拶例
親しい間柄なら、少し砕けた表現で自分の言葉を使っても大丈夫です。
季節を感じさせる言葉を取り入れることが大切なので、以下のような文例はいかがでしょうか。
- 花火を楽しむ季節になりましたが、元気に過ごしていますか?
- 蚊取り線香の香りが漂う季節になりましたが、お元気ですか?
- 甲子園が熱い季節が始まりましたが、お変わりありませんか?
- セミの鳴き声が夏の暑さを感じさせますが、お元気ですか?
- 梅雨が明けて、本格的な夏がやってきましたが、お元気に過ごしていますか?
- プールで涼をとるのが気持ちいい季節になりましたが、お元気ですか?
- ビアガーデンが楽しみな暑さですが、お変わりありませんか?
- 風鈴の音色で涼を感じる季節となりましたが、元気に過ごしていますか?
親しい相手には、このように少し変わった時候の挨拶を試してみてはいかがでしょうか。
上司や先輩でも親しい間柄なら、こういった表現を使ってみてもいいかもしれません。
改まった関係の方への暑中見舞いの挨拶例
次に、上司や先輩など改まった挨拶が必要な方への文例をご紹介します。
- 連日猛暑日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
- 真夏日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 例年にない暑さですが、ご家族の皆様はお元気でしょうか。
- 梅雨も明けて本格的な夏が到来しましたが、お変わりありませんか。
- 酷暑が続いておりますが、元気にお過ごしでしょうか。
- 厳しい残暑が続いておりますが、お変わりありませんか。
- 暑さ厳しい中、お元気でお過ごしでしょうか。
改まった挨拶が必要な相手には、少し真面目な時候の挨拶をしましょう。
この場合は無難な表現が安心です。
ビジネスで使える暑中見舞いの挨拶例
最後に、ビジネスシーンで使える時候の挨拶の文例をご紹介します。
- 小暑の候、皆様方におかれましては益々ご健勝のことと存じます。(7月上旬~中旬)
- 大暑の候、皆様益々ご健勝のことと存じ上げます。(7月22日以降)
- 盛夏の候、皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。
- 猛暑の候、皆様益々ご健勝のことと存じ上げます。
ビジネスで使う際は、このようにフォーマルな時候の挨拶を使いましょう。
なお、「~の候」という表現は「~のみぎり」としても問題ありません。
例:「盛夏の候」→「盛夏のみぎり」
注意点:ここではこの夏が「暑い」という前提で表現していますが、冷夏の場合は「冷夏の候」「冷夏が続いておりますが」といった言葉に変えてください。
今回は「暑中見舞いで使える季節の挨拶例!シーン別に文例を紹介」と題してご紹介しましたが、いかがでしたか?ぜひこの夏、暑中見舞いを書く際の参考にしてくださいね。